高齢者の睡眠

こんにちは。院長の赤堀です。

 

患者様からよく「早く目が覚めてしまう」

「夜中に何度も起きてしまう」

といった声をよく耳にします。

 

一般的に65歳以上の場合、睡眠は5~6時間程度確保できれば良いといわれています。

たとえば午後10時に寝る人であれば、午前3時~4時に目が覚めるのは当然といえば当然で、ちっとも早くありません。

若い頃の睡眠と比べる必要はありません。

人間の生理的機能は年齢とともに低下し、必要な睡眠時間は短くなります。

睡眠の深さを見ても、浅い睡眠の時間が長くなる傾向にあります。

ちょっとした刺激で目が覚めてしまうのは、このせいですね。

さらに、腎臓や膀胱の機能の衰えのほか、男性であれば、前立腺肥大症などから、頻尿になる人が増えます。

このような生理機能の変化以外にも、外出が減って日光を浴びなくなることなども、睡眠の質に影響を与えます。

 

では、高齢者が良い睡眠を取るためには、どうしたらいいのでしょうか?

まず睡眠時間は短くなってしまうものだと納得しましょう。

目が覚めても、無理に布団に戻らずに、割り切って考えるようにしてください。

夜中のトイレも2、3回は普通ですので、気にせずに。

起床後は、午前中にしっかり日光を浴びましょう。

昼寝の時間は長く取り過ぎてはいけません。

少し散歩する程度でもいいので、夕方には軽い運動を。

夕方以降のお茶やコーヒー、アルコール類は控えめに。

生活にメリハリをつけることが重要です。

若い時よりも時間が増えたことを前向きに考え、趣味など楽しめるといいですね。