お灸と逆子治療

こんにちは。院長の赤堀です。

 

最近、寒くなったせいか、逆子治療の患者様が大変増えています。

なぜ逆子になってしまうのでしょうか?

骨盤や子宮、胎児が小さい、羊水過多など明確な原因がある場合もありますが、ほとんが原因不明です。

誰でも逆子になる可能性があるのです。

原因不明の場合「体の冷え」「食事バランス」「ストレス」「睡眠」など、さまざまな原因が総合的に重なったことによるものと考えられています。

お母さんの不安や緊張が赤ちゃんに伝わってしまうんですね。

 

逆子治療は鍼灸治療がメインとなります。

全日本鍼灸学会の発表によると、鍼灸による逆子の矯正率は89.9%で、母体や胎児に対する危険性も少ないとされています。

逆子の原因の一つに「冷え」をあげましたが、お灸や鍼によってツボを刺激し、血流や気の流れを改善することで、冷えを解消することができます。

冷えを解消することで子宮内を暖かくすることできるので、赤ちゃんの回転が促されて逆子が治るといわれています。

 

逆子の治療を開始する最適な時期は、妊娠28週〜31週です。

おひさま鍼灸整骨院では、逆子に有効な鍼灸治療などをおこなっております。

三陰交や至陰といったツボに加え、当院独自の治療により、子宮周りの温度を上げ、子宮緊張を緩和させることにより、有効的な逆子治療を行っいます。

ほとんどの場合は3〜4回の治療で80%以上の逆子が回転します。

逆子治療は、28週〜31週が修復しやすい時期となり、34週や35週になると赤ちゃんが大きくなり、お部屋が狭くなるため治りにくい傾向にあります。

 

治療を受けた妊婦さんが必ず治る、という治療ではないので、「試してみようかな」という軽い気持ちで受けてみてください。

原因となる冷えや睡眠、食事のアドバイスなども、治療とともにおこなっております。

お気軽にご相談ください。